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吾輩は相撲好き女子である。

大相撲愛好家イガのブログ。発気揚揚、人生うっちゃり♪ドスコイ!!(ノ・3・)ノ

大相撲人気再燃のきっかけは間違いなくアレでしょう!と同時に感じるブーム再燃の功罪。

 

大相撲好き好角系女子 イガです。どーもー。

 

 

昨今の大相撲人気の理由についてふと。

 

 

 

人気、人気、といっても、別にいまに始まったことじゃないと思うんですよ。

 

若貴千代の富士時代だって、人気がありましたし、大鵬柏戸の時代も。もっと遡れば、"角聖"、"相撲の神"とすら呼ばれた双葉山が君臨していた時代も、相撲は多くの人から愛され、注目され続けてきたジャンルなんですよね。

まあ、事件やらトラブルやらで多少のアップダウンはあっても、なんだかんだいって人気競技で人気の興業で。

 

ただ、相撲場にいる方々の「温度」は、やっぱりかつての時代とはちょっと、いや、かなり違うように感じますね。

 

 

 

 

そんな中、この記事を読みました。

diamond.jp

 

 

相撲通のコラムニストとして広く知られ、相撲関連のイベントにもゲスト出演されることの多い、能町みね子さんが書いた記事。

 

 

力士のゆるキャラ化、確かに。
直近の、白鵬日馬富士鶴竜朝青龍、ほか旭天鵬旭鷲山などなどのモンゴル出身力士台頭時代に、「力士=カワイイ」という風潮はほぼ存在しなかったですし、

 


そのさらに少し前の、曙、武蔵丸小錦に代表されるハワイ出身力士然り。実際、若貴=カワイイ、でもなかったですし、ましてや、千代の富士北の湖、それ以前の力士に「カワイイ」という形容詞がつくことってなかったですしね・・・

 

どちらかというと、「雄雄しさ」「男くささ」
ひいては「力士=強い男、サムライ」的なイメージが強かったと思うんですよ。

 


と同時に、「どこか近寄りがたい」感じもありました。常人では易々と言葉を交わしたりふれあったりする機会なんてほぼ皆無。「そもそも、同じ現世に生きてる人間なのか?」と疑いたくなるような、なんともいえない”異質”ささえあったような気がします。なにしろ、マゲ結っててふんどし姿が正装ですしね・・・。

 

 

それが、現代では、だいぶ変わりましたね。

 

いちばん変わったな、と感じるのは、「距離感」じゃないでしょうか。力士や角界と、私たち一般人との距離の近さ。

 

 

まあ、そもそも、稽古見学が出来たり(※但し、部屋によっては関係者以外の見学を受け付けていない部屋もあり)、場所中も力士達の場所の出入りの際に、かなり間近で力士を目にすることができたり。

 

幕下以下の力士になると、比較的声は掛けやすいですよね。場所中だと館内の廊下や通路でひとりで歩いてるところに遭遇することも多いし、自転車や徒歩でお買い物に出てたり、公共交通機関で移動してる際に見かけることも多々。

 

また、現役を引退して親方になった力士も同様。場所中だと、館内の警備やお客様の案内などで遭遇する率高め。


そういえば、先場所の夏場所(五月場所)で、元小結・豊真将こと立田川親方が、来年2016年1月30日に予定されてるご自身の断髪式のチラシを手ずから配ってたとこに遭遇しました。人気力士のひとりだっただけに、なかなかのひとだかりで、裁くのがタイヘンそうでしたね(笑)

 

こんな風に大相撲のテレビ中継で見たことのある有名力士(いまは親方)に思いがけず遭遇できると結構感動するものですよー。

 

 

それはそうと・・・こういうシステムって、今に始まったことではないですよね。ただ、物理的な距離の近さはあっても、それでも、「容易に近づくのは御法度」「気軽に声なんか掛けられない」という暗黙の距離感というか、そんな雰囲気がありました。かつては。

 

 

そんな以前に角界人に対して一般人が感じていた「近寄りがたさ」「異質さ」が現在、だいぶ溶解してるように感じます。

 

 

 

いまでも時折、「相撲」と「歌舞伎」が同列視されやすく、「興味はあるけど、なんだか敷居が高そうで観に行きづらい」という声は私のまわりでもよく聞きます。

 

 

でも、観にいく人は行きます。
家族と、友達と、彼氏彼女と、仕事仲間と、一人でも。それから、まったくの「いちげんさん」であっても。気軽に観に行ける。

 


チケットもフツーに買えますし、バブル期のクラブ(踊る方の)よろしく「いちげんさんや、貧相な格好してるお客はお断り」的なルールが定められてるわけでもないですし。フツーにチケット買って、フツーの格好して、フツーに観にいけます。

 

相撲っていうと、おじいちゃんが観にいくスポーツ、みたいなイメージがありましたが、いまだと、若い女の子も本場所や巡業でたくさん見かけますし、若い男性も、それから中高年の女性も。あと、外国からのお客様はものすごく増えましたねー。 

 

 

これだけ裾野が広がった要因のひとつって、

力士や親方衆らがツイッターfacebookなんかのSNSツールを使って、自分の日常を垣間見せたり、自分の思いや意見を発信するようになったのもそうだと思います。中でも、力士や親方、呼び出しさんや行司さんにいたるまで、角界人に常に肉薄し、画像とともに情報を随時アップしてる相撲協会ツイッターを始めたことは大きいですね。

 

 

 

それから、やっぱりアレですよ。アレの出現で、イッキに客方の裾野が広がり、角界人と一般人との距離が縮まりましたね。アレっていったら、

 

 

 

相撲協会公式マスコットキャラクター
「ひよの山」の出現。

 

このコの功績はデカいと思う。

 

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※イガ撮影。
※2015年初場所観戦時、1Fエントランスに出現。写真撮ってたら、こんなに近くまで来てくれました。いいヤツだ!(笑)

 

ハッキヨイ!せきトリくん - Wikipedia

 

 

最初、♪はっきよぉ~い はっきよぉぉぃ~ おおずも~お~ という、ゆるゆるなわらべ歌が館内に流れてるのをきいて、
「え、なにこれ(゚Д゚≡゚Д゚)」と戸惑ったものですが、帰る時には脳内オートリバース状態に。

 

 

 

※「ハッキヨイ!大相撲 ひよの山かぞえ歌」おやかたオールスターズver. 

 

 

 

 少なくとも、千代の富士大鵬、さらには双葉山の時代に、こんな大相撲ゆるキャラ採用とか、まずありえない話だったんではないでしょうか。おまけにTシャツだのソックスだの、クッキーだのになったりとか。

 

 

 

ましてや千代の富士、輪島、北の富士玉の海北の湖琴桜大鵬柏戸、さらには双葉山、前田山、吉葉山なんかの歴々の力士達を模した、こんなゆるいキーホルダー的なものとか、絶対販売しなかったでしょうに。(あったら私は買うけど。絶対買うけど)

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※イガ撮影。イガ私物。

 

 

 

 

 ゆるキャラとか、ゆるめのおみやげ物とか、こうしたものが出現したことは大きいんじゃないでしょうかね。

 

 

そうしたものが店頭に並んだり、館内のお客様の前に出現したりすることで、お客様は、
「あれ、こういうのが許されるんだ」
「そんなに堅苦しく、難しく考えなくていいんだ!(o・。・o)b」
という気持ちになれたと思うんですよね、だいぶ。

 

 

 かつて、閉鎖的にも見えた相撲協会が自ら胸襟をひらいて、リアルタイム情報をSNSを通じて常時発信したり、ゆるキャラや一般ウケしそうなグッズを配置することで、世間に「どうぞご覧下さい」「どうぞ大相撲を観にいらしてください」と門戸を大きく開き、

 

それに呼応するかのごとく、力士や親方、呼び出しさんや床山さん、行司さんまでもSNSを使って情報を発信するようになったり。

 

 

これらの動きがあったことで、角界と一般社会との距離がグッと近くなり、相撲を見る人の層の裾野はかなり広がったと思います。

 

ああ、そうそう。毎年幕張でやってる「ニコニコ超会議場所」への参加も含め。

 

 

そして、前述の記事を書いた能町さん同様、
私も、

こうした「距離の縮まり」とともに、
「距離がイッキに縮まり過ぎたことに対する危うさ」めいたいものもやっぱり感じます。

 

 

 

そこは、先ごろ出版されたやくみつるさんとデーモン閣下の対談本「勝手に大相撲審議会」でも議論されてますし、さらに遡ると、2000年9月に女性初の横綱審議委員会メンバーに選出され、審議委員として活動していた10年間の体験について綴った内舘牧子さんの著書「横審の魔女と呼ばれて」然り。

 

 

 

世間に広く門戸を開き、相撲を見る層の裾野が広がったことで、相撲場ではいろんな現象が起こるようになりましたね。

 

 

中でも、私個人として気になるのは、

「がんばれ!遠藤!!」的な横断幕が1Fマス席に掲げられていたり、「旭天鵬 ♡ 愛してる」と書いたお手製のプラカードを掲げてるお客様がいたり。NHKもその横断幕やらプラカードを掲げてるお客を、「こんな熱狂的な相撲ファンも多数いますよ」的に意図的に抜いて(撮影して)放送したり。さらに上乗せするように、NHKアナが「あ~、プラカードを掲げてらっしゃる女性のお客様もいらっしゃいますねー」とわざわざアナウンスしたり・・・

 

 

あとは、野球かサッカーみたいな応援コールや手拍子が起こるのはちょっといただけないですね。

 

コールって、
「ごーえーどー!(パン!←手拍子)ごーえーどー!(パン!)」みたいなリズミカルなアレです。時々巻き起こるんですよね。

 

 

もちろん、応援したい気持ちはわからないでもないです。
自分の声援や思いで贔屓の力士の後押しをしたい、少しでもチカラになれば、という気持ち、ものすごく分かります。

 


ですが、行司軍配が返って立会い直前、力士らの集中力もMAXの状態になってもコールや手拍子がやまない時には、さすがにこれはどうかと思いますね。「応援というよりは、大声出して騒ぐことで、日ごろのうっぷんを晴らしたい」としか思えないです。

 

主役は土俵上にいる力士たち。集中力MAXで挑めば、最高の取組みが楽しめます。
だからこそ、彼らの集中の妨げになることなく、そこは日本人の良さでもある「空気を読む」を最大限活用してほしい。

 

 

横断幕とかプラカードとか、コールとか手拍子とか、瑣末と言えば瑣末ですが、相撲協会がどう考えているのか分からないですが、このまま放置するとマズイことになるんじゃないかな、と。

 

 

相撲中継で横断幕やプラカードを掲げてるお客さんをNHKがわざわざ抜いて放送することで、それをテレビで見た人は、


「あれ、こういうのが許されるんだ」
「そんなに堅苦しく難しく考えなくていいんだ!(o・。・o)b」

「じゃあ、自分もやっていいんだ!」

 

になるんじゃないですかね。こうした「やっちゃっていいんだ!」「許されるんだ!」的風潮が、神事として守られてきたものを崩していく温床になるんじゃないでしょうか。

 

 

 

相撲の歴史の中でも大きな変革といえば、
4本柱を廃止したこと。

 

 

1952年(昭和27年)9月21日、大相撲で4本柱を廃止し、現在の吊り屋根式にして、柱の代わりに屋根の四隅に青、赤、白、黒の4つの房を下げた、ということがありました。

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※1952年9月21日 東京・蔵前国技館
出典 昭和毎日:大相撲秋場所で4本柱廃止 - 毎日jp(毎日新聞)

 

 

※明治期の土俵がこちら

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出典

土俵 - Wikipedia

 

 

この御神木の4つの柱が取り払われた理由としては、観客の視界がさえぎられ、興が醒めるのを防止するためと言われてますね。これはこれで明確な意図があっての改革だったんですが、一方こちらはどうでしょう?

 

 

座布団投げ。

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 出典

http://bbs56.meiwasuisan.com/discussion/1316753880/

 

 

いまだと、横綱を格下の力士が倒すと、当たり前のように座布団投げが行われるようになり、ある意味「風物詩化」しましたね。

 

 

ですが、これ言うと、相撲をあまり観ない知人から「え、そうなの!?」と驚かれること多々ありなんですが、
座布団投げは「禁止行為」です。

 

 

※参照記事

座布団の舞 - Wikipedia

 

 

実際、飛んできた座布団が力士や行司の顔や頭、体にブチあたるシーンもよく見かけますし、マス席にいらっしゃるお客さんも座布団を投げるより、飛んでくる座布団から身を守る方を優先する方も。

 

実際、2012年5月場所初日に場内アナウンスをしていた行司の木村堅治郎(現・銀治郎)の後頭部に座布団がぶつかって、その衝撃で前歯がマイクに当たって口を切る、ってこともあったようですし。

 

 

 ※取組み後、座布団をモロ顔面にくらった千代大海

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これだけ危険な行為でありながら、座布団投げはほぼ放置され続け、その結果、「ほんとはダメなんだけど、でもあ~あ、やっちゃった、まあいっか・・・」的なイベントに。一説に「投げたところを目撃したら警察に通報する」とされたらしいですが、でもあれだけイッキに座布団が大量に舞うわけです。「厳罰化」するにしても、誰が投げたかなんて一つ一つ把握するなんてムリですし、取り締まりようがない。

 

※これ対策で、2008年11月場所の九州場所では、座布団を2枚ワンセットでつなげて、ひとりでも座ってたら投げられない、しかも重さ2枚合計4.8kgと重くして投げにくいようにして、座布団の舞を制しましたが、他の東京・名古屋・大阪では従来通りの座布団なので、舞う舞う・・・

 

 

 

放置って、どうなんですかね。
そして、放置したり見逃したりすることで、
「そんなに堅苦しく難しく考えなくていいんだ!(o・。・o)b」
「やっちゃっていいんだ!」
が高じて、能町さんが記事にかかれてらっしゃるように、角界野球賭博やら大麻所持やら八百長やらが横行したんじゃないでしょうか。

 

 

相撲を観る人が増えたり、相撲に興味を持って、自身「力士になりたい!」と思う人が増えたり、相撲が盛り上がってくるのはウェルカムです。ほんと基本ウェルカム。そして、角界と観客との距離感がいい塩梅に近すぎず遠すぎずっていうのもイイと思います。

 

だからこそ、観せる角界側も、観る私たち観客側も、
近すぎず、遠すぎず、お互い心地いい距離感を保ちつつ、
「親しき仲にも~」的に、お互いマナーを守りあうのが大事なのではないでしょうか。

 

 

それにしても、この本。いまさらながら面白いです(笑)今度記事に書きます。

「横審の魔女」と呼ばれて

「横審の魔女」と呼ばれて

 

 

 

 

 

 

 

  

-・【業務連絡 その1】・-・・-・・-・・-・・


「夏巡業」スケジュール公開。




6~8月に毎年行われる「夏巡業」のスケジュールがされました。
今回の夏巡業は、去年2014年度より大幅に日数倍増、なんと17ヶ所まわるようです。七月の名古屋場所後の8月は巡業Month!



詳細はこちらの記事をご覧下さいませ♪
↓↓↓

iga-blog.hatenablog.com



☆彡(ノ゚▽゚)ノ☆彡ヘ(゚▽゚ヘ)☆彡(ノ゚▽゚)ノ☆

 

-・【業務連絡 その2】・-・・-・・-・・-・・





デーモン閣下やくみつるさんの相撲対談本、絶賛発売中。





好角家として知られ、相撲解説、力士との対談やインタビュー等等で、
何かと登場することの多いデーモン閣下とやくさんによる対談本。3/15より発売開始。





これオススメです。相撲ビギナーの方も愉しめるし、相撲通をも「なるほどー!」と唸らせること請け合い♪
続編ぜひ希望。 で、次回の対談時には私イガも参戦しますw(・ω・*)=b

 

勝手に大相撲審議会

勝手に大相撲審議会

 

 









-・【業務連絡 その3】・-・・-・・-・・-・・





私イガ、ラジオ番組の「相撲特集」で相撲解説者としてゲスト出演しました。





出演したのはPodCastの番組で「千客万来!だめもとな話」
3/26にオンエア済みですが、過去放送分はitunesからでも、番組HPからでもきけますよ!(mp3データです)





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わたしイガならでは、若干マニアックな主義嗜好もたぶんに入っておりますが、「相撲って面白そう!」「相撲観にいきたい!」と相撲熱に火がつき、いますぐ五月場所のチケットを買いに走りたくなるような内容となっております。
ぜひぜひきいてみてくださいねー!







【PC/アンドロイド携帯から視聴される方はこちら】
↓↓↓
大相撲特集!「相撲解説女子・イガさんとのトーク」その1






大相撲特集!「相撲解説女子・イガさんとのトーク」その2






iPhoneなどapple製品から視聴される方はこちら】
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【iTunes版 】









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ではでは、
次回もつらつら書いていきます。
ありがとうございましたー!
(ノ・3・)ノgocchandesu