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吾輩は相撲好き女子である。

大相撲愛好家イガのブログ。発気揚揚、人生うっちゃり♪ドスコイ!!(ノ・3・)ノ

鶴竜は「人」のまま横綱になった。そもそもすべての横綱が「神様」になれるのか? 鶴竜の「人に認められたくて相撲をとってるわけじゃない」発言から思うこと。

荒れに荒れ、揺れに揺れた大相撲九月場所。
そして、鶴竜の「横綱昇進後、初の優勝」で幕。

 

 

そういえば、私、場所前にこんなツイートしてたわ・・・

 

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画像 

大相撲好き猫あまざけねえさん (@amazake_sumo) | Twitter

 

 

 

 

 

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画像 

http://p.twipple.jp/k6tAx

 

 

 

・・・・・・。

 

 

 

 

それはそうと、

鶴竜優勝。
横綱昇進後、悲願の初優勝。

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画像 

大相撲好き猫あまざけねえさん (@amazake_sumo) | Twitter

 

 

 

 

初日に白鵬が敗れ、2日目にしてあの白鵬がケガで休場。

 

一方の、栃煌山嘉風、連日の快進撃。


さらには初日から黒星ナシの11連勝で、「もう今場所はこの人の優勝で決まりでしょう!」と恐らく誰もが思ったであろう優勝候補筆頭だった照ノ冨士が、12日目に栃煌山に敗れ、13日目の稀勢の里戦でも敗れ、負傷。

 

いや、それにしても、千秋楽の本割での対鶴竜戦は、すごかった。
というか、照ノ冨士は、いろんな意味でも今場所の立役者でしたね。

 

 

 

今場所を牽引したのも照ノ冨士。

いろんな意味で勝負の行く末を面白くしたのも照ノ冨士。
さらにいえば、
鶴竜の14日目の物議を醸した取組みで、イッキに鶴竜に染み渡ったダーティーなイメージ(ダメージ)を、千秋楽・優勝決定戦の流れを作ることで軽減したのも照ノ冨士。

 

 

あらら・・・秋巡業も照、全休ね。

いずれにしても、照ノ富士の1日でも早い回復を祈ります。

www.sankei.com

 

 

 

●ただ、未だに物議を醸す鶴竜 場所後のインタビューで語ったこと。

 

 

www.nikkansports.com

 

 

 

場所後に行われた優勝会見でも、やっぱり質問は、「14日目の稀勢の里戦で見せた2度の変化について」について及びましたね。

 

 

そこで鶴竜が語ったのは、

 


「いろいろ言われていますが、受け止めて立つことはちょっとできなかった。でも、何とか勝ちたい、勝たなきゃいけない。思い切って勝負にいった」

 

 

と言及しつつも、週日からの批判の声に対しては、

 

 

「(心を)無にして、気にせず行こうと思った。
1つ言えるのは、僕は人に認められたくて相撲を取っていない。自分の相撲人生を生きています」

 

 

  

 

 

「人に認められたくて相撲をとってるわけじゃない」か。

 

なるほど。

鶴竜の相撲に対する思想やある種の覚悟が感じられるひと言。

 

と同時に、
なんだか得体の知れない寂寥感のようなものを感じてしまいました・・・

 

 

 

 

 

 

 

大関昇進時の伝達式で、こう語っていた鶴竜

 

2012年3月春場所の後、大関昇進の伝達式での口上は、

 

「謹んでお受けします。

これからも稽古に精進し、
お客様に喜んでもらえるような相撲が取れるよう努力します。

本日は、ありがとうございました。」

 

 


大関昇進の鶴竜「稽古に精進、喜ばれる相撲を」(12/03/28) - YouTube

 

 

 

「相撲はお客さまがいないと成り立たない。お客さまにきょうは来て良かったと思ってもらうような相撲を取りたい」。サインを頼まれると必ず応じるのも、そんな思いから。外国力士随一の日本語能力を持つ26歳は「お客さんではなくお客さま。三波春夫は知りませんが、お客さまは神様ですという言葉は知っています」と柔和な笑顔で話した」

出典 鶴竜 史上初ファンへの口上「お客さまに喜んでもらう」 ― スポニチ Sponichi Annex 相撲

 

 

 

 

 

 

●その後、横綱昇進時の伝達式では・・・

 

そして、大関昇進からちょうど丸2年後。
白鵬とのあのものすごい気持ちのこもった激闘の末、
優勝こそ逃したものの2014年3月春場所の後についに横綱昇進。
その伝達式での口上は、

 

 


第71代横綱鶴竜が誕生 「一生懸命努力します - YouTube

 

 

 

「謹んでお受けします。

より一層、稽古に精進し、横綱の名を汚さぬよう一生懸命努力します。

本日はありがとうございました」

 

 

 

 

あれ?

 ( ゚д゚)

 

 

 

大関昇進の時に言ってた
「お客様に喜んでもらううんぬん」は
どうなったのかしらん。

 

 

 

まあ、大関昇進から2年も経ってるわけで、そりゃ自分を取り巻く環境も気持ちも変わるといえば変わりますよね。自分の指針だって変わるでしょう。
そして、横綱として、力士として、外部の期待に応えるというよりは、ひたすら己を磨き、己の技にこだわる「求道」を貫くスタイルもありだと私イガも思います。

 

 

ただ。

 

 

うがった見方をすれば、
そして、個人的な意見を言わせてもらえば、

 

「お客様のため」というよりも、
「己の相撲道を究めること」を選んだとも考えられる鶴竜のこの選択は、

 

 

ちょっと寂しい。
いや、
だいぶ寂しい。

 

 

と同時に、ちょっと不思議なことを言わせてもらえれば、

鶴竜は、「人間」のまま横綱になったんだな、とも思う。

 

 

 

 

●すべての横綱が「神様」になれるわけじゃない

 

この間、某有名芸人が、鶴竜の先場所14日目の「変化」で物議を醸した問題にふれて、「横綱は神様みたいなもんですから」と鶴竜を擁護するようなことを言ったようですね。

 

 

この「横綱は神様」的な見方、考え方。
これ、ほんとうにそうでしょうか。

 

 

そもそも、横綱になったら全員が全員「神様」的な存在になれるでしょうか。

横綱になった力士は漏れなく、相撲ファンから認められ、愛されるスターになれるでしょうか。

 

 

そうではないですよね。

 

そもそも、いまの3横綱の中でも。
横綱」ときいて、真っ先に思い浮かぶのが白鵬ではないでしょうか。
角界の力士代表といいて、思い浮かぶのが白鵬ではないでしょうか。

 

 

本割りで負ければ「あの白鵬が?!」と負けたことが大ニュースになり、
ケガで休場しても、「あの白鵬が?!」と大ニュースになる。

 

 


日馬・鶴竜が黒星や休場でこれだけセンセーショナルに報じられたことがあるでしょうか。
そして、日馬・鶴竜角界の力士代表として想起できるでしょうか。

 

 

 

もちろん、それぞれの持ち味もキャラクターも考え方も違うし、
また目指す相撲のスタイルも異なると思います。同じじゃなくて当然。違ってて当然。

 

私は、基本的に、「横綱はこうあらねばならない」とか、「横綱が注文相撲(変化)をしちゃいけない」「横綱なら正々堂々あるべき。相手の技を受けて立つべき」などなどの思想は求めない方です。

 

横綱に限らず、どんな力士がいても別にいいと私は思っているので。
それぞれに求める理想像や道は違って当たり前だと思うので。
いろんなタイプがいた方がむしろ面白いと思っているので。

 

 

ですが、大相撲をずっと観ていて、ひとつだけ思うことがあります。

それは、

 


「力士の中で、横綱だけが神の領域に近づくことができる。
でも、人間のまま、神の領域に踏む込むことはできない」

 

 

 

 

 

横綱とはいえ、アスリートとして、ただただワザを磨くことに終始することも勿論できるし、そういうスポーツマン的な「上手い」「強い」横綱もいていいと思います。


でも、それはスポーツマンとして優れているだけ。

 

なんかうまく言えないんですが、
「角聖」とか「スター」とか、そう呼ばれるにふさわしい横綱ってほんとに限られた人だけです。
それに、そういう「大横綱」と呼ばれる方々は、
ただ「強い」「上手い」というよりも、
なんらかの「犠牲」や「試練」、苦悩や葛藤を強いられるケースがほとんど。

ケガとか病気とか、あるいはなんらかトラブルとか・・・ね。

 

 

 

ちなみにその「犠牲」や「試練」をモロに食らって、
神様にテストされてる現行の横綱といえば、
白鵬 ですね。
白鵬しか思い当たりません。

 

 

 

※先日、約3週間ぶりに稽古を再開した白鵬

www.nikkansports.com

 

 

 

 

 

●「人外の者だけが棲む場所」「人のまま入ってくるな」

 

 

そういえば、「はじめの一歩」でこんな一幕がありました。

 

一歩は、WBCフェザー級世界ランク2位のアルフレド・ゴンザレスとの試合で敗北。
日本フェザー級タイトルマッチ伊達英二戦で敗れて以来の2敗目、
そして、初の世界前哨戦に失敗、王者リカルド・マルチネスへの挑戦権は消失。

 


世界戦を目前にして敗北。さらには易々と己の敗北を認めた一歩に、
ジムの先輩で、戦績23戦23勝23KO無敗のパーフェクトレコードを更新しながら、WBC世界ミドル級チャンピオン・ジュニアミドル級も制し2冠制覇を達成、さらに6階級制覇を狙い、世界の階段を駆け上がる鷹村が言ったセリフがこちら。

 

 

 

「ここから先は世界だ。踏み越えるな」
「越えれば死ぬ」

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「そこから先は――人外の者だけが棲む場所だ。人のまま入ってくるな」

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「はじめの一歩」 round1079「線」 より抜粋

 

 

 

 鷹村さんの後ろにドクロがうようよいて不気味・・・

 

 

でも、チャンピオン然り、横綱然り、
「高みに昇る」「道を究める」とは、こういう感覚なのかもしれません。

 

「上手くなればそれでいい、
強ければいい、
勝てればいい、
それだけで満足。それだけで嬉しい。」

 

それはあくまでも、スポーツマン的感覚。
ごくフツーの人間の感覚にすぎない。

 

 

さらにその上の境地を目指そうとすると、
身体の鍛え方がどーとか、トレーニングの仕方がどーとか、もはやそういうレベルではなく、
なんていうか、
もっと巨大で、異質で、
「別次元の領域」に踏み込むことになるのではないかと。

 


で、その領域に踏み込もうとしても、
ただ上手い、ただ運がいい、それだけでは跳ね返されるんですよ。

 

 


いつだったか、白鵬だったと思うんですが、

大関までなら(力士次第で)頑張れば上がれる。
でも、横綱は誰でもなれるわけじゃない」

みたいなことを言ってたと思うんですが、ある意味、それはその通りだと思いますね。

 

 

 

上手い、よく稽古してる、体格に恵まれてる、運がある、
それだけじゃ足りないよ、といったのと同時に、
「尋常じゃない試練に挑み、乗り越える覚悟がなければ、己の目指す理想の横綱にはなれない」
そう言ったようにもきこえました。

 

 

 

要は、「どのレベルを求めるか」にもよるんですよね。

 

「ただただ好きだから相撲をとるのか」

「昇進や昇給、技術向上を目標とするのか」

「最終理想体に近づき、完成させようとするのか」

 

 

 

また、相撲を観る私たち側にとっても、
力士に対して何を求めるか、
技術なのか、品格なのか、あるいはキャラや外見やファンサービスなのか、
私たちが力士を通して「何を観るか」によっても見方や捉え方は換わってくると思います。

 

とりわけ、今回の「鶴竜の『変化』問題」については特に。

 

 

何をどう考えようが自由、
どんな力士がいたっていい。
また、横綱として、力士として、外部の期待に応えるというよりは、ひたすら己を磨き、己の技にこだわる「求道」を貫くスタイルもありだと私イガも思います。

 

 

 

ですが、
私イガ個人としては、私たちが見ることのできない人外の領域に踏み込もうと日夜もがきながら、日々鍛錬を続ける横綱を観たい―そう思います。

 

 

そして、さらに言えば、
国籍が日本だろうが、日本じゃなかろうが、
「日本を愛し、日本の文化を愛し、尊重してくれる横綱」にいつの時代にもいてほしい、そう願ってやみません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

-・【業務連絡 その1】・-・・-・・-・・-・・


◆「大相撲秋巡業」はじまる。

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出典 

第3回大相撲浜松出世場所 チケット販売のご案内 - SBSプロモーション

 



10/8(木)~25(日)は、大相撲秋巡業シーズン。

詳細やチケット申込は、下記、日本相撲協会公式HPまで。 

www.sumo.or.jp

 

 

☆そして、今年最後の本場所「大相撲九州場所」は11/8(日)~22(日)開催。
場所は、福岡・国際センター。10/3から前売り開始。
詳細やチケット申込は、下記、日本相撲協会公式HPまで。 

 

sumo.pia.jp



 

 

 

-・【業務連絡 その2】・-・・-・・-・・-・・

◆相撲関連誌 続々販売

 

 

相撲 2015年 10 月号 [雑誌]

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NHK大相撲ジャーナル2015年11月号

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また、大相撲ファン・日本の文化愛好家は必読必見!
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-・【業務連絡 その3】・-・・-・・-・・-・・

◆私イガ、ラジオ番組の「相撲特集」で相撲解説者としてゲスト出演しました。

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出演したのはPodCastの番組で「千客万来!だめもとな話」。
3/26にオンエア済みですが、過去放送分はitunesからでも、番組HPからでもきけますよ!(mp3データです)

 

わたしイガならでは、若干マニアックな主義嗜好もたぶんに入っておりますが、「相撲って面白そう!」「相撲観にいきたい!」と相撲熱に火がつき、いますぐ五月場所のチケットを買いに走りたくなるような内容となっております。
ぜひぜひきいてみてくださいねー!

 

 

【PC/アンドロイド携帯から視聴される方はこちら】
↓↓↓
大相撲特集!「相撲解説女子・イガさんとのトーク」その1
大相撲特集!「相撲解説女子・イガさんとのトーク」その2

iPhoneなどapple製品から視聴される方はこちら】
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